僕がもらった神恋
「簡単にさせるかぁ!!」


バシッ!!


「いてぇ!!」


愛梨はまたも博己の頭に一撃を入れる。



「なんやねん愛梨・・・(泣)」


どうしていいかわからない博己は
半べそ状態。



「まぁ、仕方ないから行ってあげる。」


愛梨は博己の腕をギュッと掴んだ。



「私たちの家に・・・」


そう言って愛梨はニコッと微笑んだ。


「愛梨・・・」


そんな愛梨を見て博己も笑顔になる。



二人は見つめ合うと、
そっとくちづけを交わした。



博己と愛梨、二人はこれからを共に過ごす、
愛の家へと向かい歩き出す。



オレンジ色の夕日が二人の笑顔を
いつまでも照らして輝かせていた。




おしまい・・・


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