僕がもらった神恋
「ねぇ、博己。
これ可愛くない?」


愛梨は服屋さんに入るなり、
目を輝かしながら
いろんな服を選んで、
花柄の刺繍の入った
紺のワンピースを手にした。



「どれ?
うん、可愛いやん。」


「ホンマ?」


「うん。 着させてもらったら?」


「着る? ここで!?」


「うん。」


「こんな人がいるとこで!?」


愛梨は何か勘違いしてるのか、
目を大きく見開き驚いてる。


< 57 / 258 >

この作品をシェア

pagetop