初恋は実らない
「ホンマの事分かったから、俺・・・ロンドンに行ってん。
でも・・・お前、おらへんかった」
え・・・?
「引っ越したって近所の人が言うてた。
サウサンプトン? ホンマはそこまで行こかとも思てん。
せやけど、住所も分からんし。
そこでお前との接点が無くなってしもた」
本当、なの?
サウサンプトンに引っ越した事なんて誰にも言ってない。
淳ペーが知ってるって事は、つまり・・・そうなんだ。
「もし、同窓会にお前が来たら、会えるかもしれんけど・・・。
あんな終わり方して、お前が顔を出すとは思えんかった。
お前に辛い想いさせた罰やと思た。
せやのに空港でバッタリ会うて・・・。
俺、これが最後のチャンスちゃうかなって思た」
「淳ペー・・・」
「なぁ、実咲!
俺ともう一度やり直してくれへん?
五年無駄にしてしもたけど、一から俺と付き合って下さい!
お願いします!!」
5年前の空港。
あの時と同じように頭を下げた淳ペーが右手を差し出すから。
思わず、その手を掴みそうになった。
でも・・・お前、おらへんかった」
え・・・?
「引っ越したって近所の人が言うてた。
サウサンプトン? ホンマはそこまで行こかとも思てん。
せやけど、住所も分からんし。
そこでお前との接点が無くなってしもた」
本当、なの?
サウサンプトンに引っ越した事なんて誰にも言ってない。
淳ペーが知ってるって事は、つまり・・・そうなんだ。
「もし、同窓会にお前が来たら、会えるかもしれんけど・・・。
あんな終わり方して、お前が顔を出すとは思えんかった。
お前に辛い想いさせた罰やと思た。
せやのに空港でバッタリ会うて・・・。
俺、これが最後のチャンスちゃうかなって思た」
「淳ペー・・・」
「なぁ、実咲!
俺ともう一度やり直してくれへん?
五年無駄にしてしもたけど、一から俺と付き合って下さい!
お願いします!!」
5年前の空港。
あの時と同じように頭を下げた淳ペーが右手を差し出すから。
思わず、その手を掴みそうになった。

