片道20分

「はい、書いたよ」


雑な字を並べて書いた、私の反省文。


先生は見もせずに


「汚ない字だなー」


って言う。


「見てないくせにー」


私はちょっとだけ笑って言った。


職員室の落ち着いた空気、少し好き。


「もう遅刻すんなよー」


「あーいっ」


そう言ってまた遅刻する私。


遅刻するのには


ちゃんと理由がある。



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