愛してるなんて言わないで
そんな感じで、あたしと洸くんの
短いようで長い喧嘩は幕を下ろした。
お互い学習能力がないからか、
同じことを繰り返して何度も
喧嘩をした。
その度に、別れるとか別れないとか
小さな子どものように意地をはって
あたしが折れるのが日常茶飯事だった。
それから、あたしが余計な口出しを
しなければ喧嘩にならないと
学習してからは、喧嘩の回数が
減った。
ただ、それでも洸くんに
浮気をしてると思われていたのは
変わりなかった。