【長】Photo*Jumper
「ちょッ、稀緒ッ!?」




怖かった、怖かった・・・・。




ひくひくと泣いて、おろおろ焦る。




思わず奏斗に笑いそうになる。




「泣くなぁ・・・。」




ポンポンと頭を撫でられる。




どきゅん




ウチ、ヤバイよ。




奏斗にドキドキいく・・・。




「奏斗ッ、さんきゅ!」




涙を拭って、笑ってみせた。




「それでこそ稀緒だな。」




奏斗も満足と言うように微笑んだ。




いつまでもこのままでいたかった。




仲のいい2人のままで。




一緒に過ごしていたかったよ・・・。




< 149 / 235 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop