Never Magic
嬉しそうにスキップしながら歩く朔。
だが、次の瞬間。

「うわぁっ!!」

転んだ。KOKETA☆

そしてそのまま前によろついて、何やら縄に足を引っ掛け、二度目の躓き。
縄が切れ、前の地蔵にしがみついた。

「ふぅー。危なかったぁ〜」

「あのぉ……」

僕は切れた縄を見ながら朔に問いかける。

「これぇ…明らか何か封印してました的みたいな縄だよね…」

「……」

「……さ……!!」

朔を見ると、また恐怖に満ちた顔になっている。

「やっちまった…また…呪いが…」

「…大丈夫だよ…ほら、お祈りしてくれば…」

「!そっか」

朔は走ってまたお祈りしに行った。
でも、何で縄なんて張ってあるんだろ。
やはり何か人間界にもヤバイ場所でもあるんだな。
朔が帰ってきた。

「祈った!」

「そう」

「うん!ねぇ、お腹すいた。食べに行こう」

「うん…」

お腹がすき過ぎて祈りを早くしてきたんだな。
まぁ、良いか。僕もお腹すいてきたしね。
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