Secret band~男装ドラマー~
「あの~大丈夫ですか?
って奥田?」


えっ?
この声って瑠夏?


私は急いで声がする方を見てみるとそこには瑠夏が立っていた。



この時私は自分が今どんな状態なのかを把握する事ができた。


「座り込んでいるけど大丈夫?」


「大丈夫です!
それより何で私の名前知ってるんですか?」


敬語の方が怪しまれないよね?



「いや…それはね…あ、あれだよ!」


あれって何だろ?


「先生に名前呼ばれてるのをたまたま聞いて…」


あっそれでか。
私結構先生に大声で名前呼ばれてるからな。


納得、納得。



てか柚木がいないし!


私は柚木がいない事に気づいた。


「私そろそろ行かないと!」


私は急いで教室に向かった。


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