地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜
「………っぐぅ!!」
地面に叩きつけられた体が、鈍い痛みに悲鳴をあげる。
…と、とりあえず、抱えてた女の子は無事みたい……!!
私はその子を地面へ横たえると、男の子の方を見た。
彼は、ゆったりとした動作で地面に落ちていた包丁を拾い上げていた。
「………!!」
戦慄する私の前で包丁を逆手に持ち替えた彼は、そのまま私の方へ振り下ろそうとする。
慌てて飛びのこうとして…その時初めて、自分が足をくじいた事に気が付いた。