地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜



「それ……は………?」


無意識に震えた、声。


『その【核】は危険』だと、頭の中で警鐘がガンガン鳴り響く。


けれどおじいちゃんは、それを慈しむように眺めると


「……これは、神無のためにわしが作った【核】じゃよ。よく出来ておるだろう?」


そう言って、ニヤリと口元を歪めてみせる。



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