地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜
さっきまで、私とおじいちゃんの声だけが響いていた部屋に
――ドスン、
という微かな衝撃が走る。
「…………?」
驚いて首を傾げると同時に、おじいちゃんが私に近寄ってきて
「それに―――…」
小さく呟きながら、私を拘束していた鎖を外した。
すでに身体に力が入らない私は、そのまま地面に突っ伏す。
でも、その間にも
…――多い程良いしのぅ
おじいちゃんの独り言が、頭の中に反響して。
『なんか、嫌な予感が……』
思わず腕に力を込め、冷たい地面から上半身を起こした瞬間