地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜
【芽有side】
「当然じゃろうが」
正直に自分気持ちを答えようとしたその時、聞こえた声。
無意識に反応した体がびくっ、と震え、私は咄嗟に言おうとした言葉を飲み込んでしまった。
恐る恐る顔を上げれば、視界に入るのは笑顔のおじいちゃん。
私が泣いても一切表情を変えず、お兄の方へ語りかけている。
けれど、
「芽有は「…るせぇ」」
お兄はおじいちゃんの言葉を遮ると、厳しい顔つきのまま口を開いた。
「俺は、芽有に聞いてるんだ。お前が答える事じゃない」