地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜
『く…ぉ、………っ!』
『ダメぇ!もうやめてお願いおじいちゃんッ!』
みるみるうちにどす黒い色に染まっていく赤い石。
それと同時に顔色が悪くなるおじいちゃんが心配で、叫んで叫んで首を振った。
少しずつ薄くなる『鬼』の壁に反比例して、私の中の罪悪感が膨張し始める。
『おじいちゃん…ごめんなさっ……ごめっ……!』
全部、私のせいだ。
おじいちゃんを苦しめているのは……私だ。
私は地面に手足を付いたまま、ただひたすら謝罪し続けた。