“隣の不可思議くん”


今目の前にいる男性が澄羅と言うことはわかったが、神谷はいったいどこへ行ったのだろうか?それだけが解決されず何かもやもやしている。



「あの‥神谷くんはどこに」



周りを見渡しても人の影はまったくなく知っているとしたら目の前にいる彼澄羅だけだろう。




「なんていったらいいかな‥馨はここにいると言えば良いですかね。」




ここと言って澄羅が指さしたのは自分の心臓だった。


「えっと、つまり‥澄羅さんは神谷くんで神谷くんは澄羅さん‥?」


頭の中が混乱して自分でも自分の言っていることがよわからなかった。
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