もう…やだ


学校が終わった。


今日も天川家に行く約束をしていた。


私と明は学校から走って帰って急いで天川家に行った。


やっとついた。

≫ピンポーン♪≪

ピッピッ(ドアが開いた)




エレベーターの中で
明といろいろ話していた。
が、五階なんてあっというまに着いた。




≫ピンポーン♪≪


ガチャ(ドアが開いた)


私たちは
部屋に入った。


部屋に入ると
いつもの位置に明と私は
座った。



天川は
「そこは通るのに邪魔だからどいて!!」


しょうがなく場所を移動した。


移動したとたんに明は天川に引っ張られベッドに行った。


私は別の場所に座っていた。



いきなり天川は
「子供作らなきゃ!!」

と言って布団をかぶった。

その間私は緊張しているせいか

あんまり優馬に近づけなかった…





二人が布団をかぶってる間
私は優馬と手を繋いだ。


ヤバい…

ドキドキが…


優馬が
「手、温かいね」

「照れてるから…」



そんな会話を小声でしていた。



突然天川が優馬に
「パパ、8人産まれたよ」


「…」

「パパ、あと何人?」


「…」

優馬は応えなかった

私が
「10人でいいんじゃね」

なんかのりで言ってしまった…


「わかった…」



そう言い天川はまた布団をかぶった。
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