センセイと一緒【完】



「5時からバイトだから……それまでなら空いてるよ」

「よかった。ちょっと手伝ってほしいことがあるんだ」


直樹が手伝ってほしいことというと学級委員の仕事だろうか。

首を傾げた鈴菜に、直樹は少し笑って言う。


「この間の文化祭の写真が出来上がってきたんだ。で、うちのクラスの分を分けないとならなくてね」

「……なるほど」


文化祭では写真部があちこちのブースや出し物を回って写真を撮る。

その写真は後日、掲示板に掲示され、生徒は欲しいと思った写真の番号を焼増申込用紙に書いて設置された箱に入れる。

すると写真部でそれらを焼き増しし、クラスごとに分けて渡してくれる。


「ひたすら単純作業だから申し訳ないけど。じゃあ早速、始めていいかな?」

「うん」


二人は机を突き合わせ、向かい合った。

直樹が机の中から写真が入った封筒を取り出し、ばさっと机の上に広げる。

一緒に入っていた申込用紙を見ながら、写真を取り分けていく。


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