甘い××の、その後に。 love you,baby☆
……でも。
もっと、触れられたい。
こうやって、ハル兄の手で。
桜まみれの洋服の、その下の素肌にも。
「……教えて? ハル兄。いろんなこと……もっと」
顔を上げて小さく告げたあたしの唇を、ハル兄の親指がそっとなぞった。
――そして、キス。
「じゃあ…… 桜餅眞緒、いただこうか」
静かに抱き起こされたあたしは、
恥ずかしいのとウレシイのとドキドキするのと、
いろいろ混ざった気持ちのまま、ハル兄にぎゅうっと抱きついた。