甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「おかーさん、あたし大学でも頑張るからね。おばさんも、今日はありがとう」
ふたりの寝顔にそっと声をかけているところに、ハル兄がホットミルクを持ってきてくれた。
「ちょっと休憩」
自分にはコーヒーをいれて、ソファでふうっと息を吐いている。
「ハル兄、大丈夫? 結構飲まされてたよね」
「このくらいならすぐ覚める」
「すごいね」
感心すると。
「眞緒」
「うん?」
「こっち。お前も休憩」
――ぽんぽん。
自分の隣をたたくハル兄。