甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「は、ハル兄っ、これって、わざとでしょ?」
「ん? なにが?」
「何がじゃなくてっ。このTシャツ1枚で十分とか、ホントはそう思ってなかったでしょっ」
「いや~? ちゃんと足りると思ったけど。お前、ちっこいし。大学生になってちょっと大きくなったか?」
「もうっ! 絶対ウソだっ。あたしが困るの分かってて楽しんでるでしょっ」
「まあ、うん。当たり」
ふっと笑ったハル兄は、ごくごくと残りのビールを飲み干して立ち上がった。