甘い××の、その後に。 love you,baby☆
「今日はもう、ウロウロしないこと」
「……はい、時間まで大人しくしてます」
ははっと笑った先輩は、 片手をひらひらと振って来た道を戻っていった。
「……あれ? 生協に用があるって言ってなかったっけ?」
何にも買わないで行っちゃったけど。
「そう言えば……階段の下から来たんだよね、先輩」
『そこに行くところだった』なんて言ってたけど、
行くんじゃなくて、戻ってきた感じだったよね?
もしかして、わざわざあたしのことを運んでくれた?