こちらミクモ探偵事務所5

「そしたらチーが来たんですよ。その後すぐに、羽兎さん達が。そして、破裂音が聞こえてきたワケです」

「うん!後半部分は私たちと同じですね。じゃあ、次は私の番!」

羽兎は被っていた帽子を取り、手の上で弄ぶ。
そして、ゆっくりと話し出した。

「ご飯食べ終わった後は、紘子ちゃんと部屋にいたんだ。
で、話し込んじゃってら11時頃にお風呂に入ったんだよ!」

「えらい遅いな」

「うん!ホントはシャワーにするつもりだったんだけど、せっかくだからって紘子ちゃんがお湯張ってくれたんだ。
そんなことしてたら遅くなっちゃって」

「なるほど……」

< 65 / 224 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop