秘密の片思い 番外編③
『なにを言ってるの?気にしているんじゃなくて、一緒に食事したいの。7時に来てね?』


「……うん。わかった」


携帯を切った後、少し心が浮き立つ。


今日は赤ちゃんを見たいと思っていることに気づいた。


昨日の感覚を味わいたいと思っている。


買い物をしていても、小さな子供に目が行ってしまうのがなによりの証拠だろう。


昨日のことを思いだしていると、まだ手に持っていた携帯がまた振動した。


言い忘れたことがあるのか、日菜だと思って見ると、郁斗の名前。


愛は急いでボタンを押した。


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