君色。-kimi*iro-

「の…っ」

のっ?何を言ってんだと思い持ち上げる

「のき……ぎゃあっ///!!」

「………おもっ…つか、ぎゃあって」

クスクスと笑うと優姫?だっけかそいつは真っ赤になった
てかモデルがぎゃあって言って良いのか?

「悪かったって…」

まだ笑いが収まらないから肩を揺らしながら謝ると目に涙を浮かべて俺の手を引っ掻いた

「い゙っ゙!?~~っ!?」

痛いもんなんてもんじゃ無い
最近の女の爪は凶器だ
手の甲を振っていると

「…最低っ!!」

そう言い残し彼女は建物から出て行った

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