心から恋してる



「焦んなくていいんじゃない?」



でも、奏くん…あたしのこと、見張っててくれないんだ。


あ…あたし、またわがまま…



「よ…陽太をよろしくお願いします」


「ん」






その日から、奏くんは来なくなった。




< 83 / 144 >

この作品をシェア

pagetop