私と彼の秘密の時間

first kiss





いつも目が合う度に吸い込まれていた彼の瞳に、今日は全てが呑み込まれた。



片想いだった彼に、学校で…。



……キスされた。



生まれて初めてのキス。



私のファーストキスは片想いの彼だった。



◆ ◆ ◆



今日も、いつもと同じ様に廊下ですれ違った。



目が合うのは、いつものことだが、今日はそれだけではなかった。



私は腕を捕まれひとけの無い場所へと連れていかれた。



「……え!」



驚いて声を上げてしまったが、彼には聞こえていないらしく無言で私を引っ張って行く。



< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop