星の王子にお願いを☆
第二の章

かりそめの関係

日の光に照らされて、きらきら輝き、空中に浮かぶ氷。


ダイヤモンドダストだ。


この現象が起こるのなら、外は相当寒いはずだ。


だけど、地面には草花が元気よく咲き誇っている。



小鳥のさえずりも聴こえてきた。


その情景を窓から眺めている私は、そっと呟いた。



「綺麗な朝……」

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