太陽の竜と闇の青年
私もフウの後をつこうとしたとき後ろで気配がした。


気づいたときには遅く、ガッと鈍い音がして首元を何かで殴られた。


自分の体がゆっくりとハヤトからずり落ちるのがわかった。


そして、フッと誰かに抱えあげられた。


その誰かは私を前にして支えるようにハヤトに跨った。


そして、皆とは違う方向にハヤトを誘導していった。


そこで私の神経はブツリッと切れた。

< 357 / 824 >

この作品をシェア

pagetop