太陽の竜と闇の青年
去った二人を俺はどこか虚しい気持ちで見ていた。
「やはり……俺では無理だったか……」
とうの昔に分かっていた。
自分がルウちゃんの相手ではないと。
ルウちゃんを好きになったときから分かっていた。
どこか違う雰囲気の二人は俺とは違うかった。
けれど二人は俺に仲良くしてくれた。
だからこそ二人から離れることができなかった。
逃げたくても、逃げられなかった。
けれど……。
「もういいか……」
俺はそうつぶやいて自分の家の中に入った。