愛いっぱいCHU
硝子の恋
起きたら私はやさしく先生に抱かれていた。

私・・・先生と・・・エッチしちゃったんだ・・・。

先生ずっと起きて私を・・・抱いていてくれたんだね・・。

今の先生はずっとまっすぐをみて煙草を吸ってる。

横顔もとってもかっこいい・・。

「・・・おきたか・・?」

「あ・・・うん」

まだ先生はやさしく抱いてくれている。

「俺のこと忘れられそうか?あすか」

先生の突然の質問に驚いたけど私は冷静に首を振って答えた。

「ダメ・・・。忘れたくて直哉とつきあってホテルきて・・・でもずっと先生のこと考えてた。忘れようとすればするほど・・忘れられなくて・・・」

私は今のありのままの気持ちを先生にぶつけた。

「一つ聞きたいことがある」

先生は私に質問をした。

「な・・・に?」

「お前がアイツとつきあう原因になったのは俺か?」

「・・・」

先生は顔色一つ変えないで私に聞く。

私はどう答えていいのかわからずにいた。

「・・・・」

少し感情的になりつつあった自分を抑えられずになった。

「ホントは・・最初は・・先生の恋人ってだけでそれだけでよかったのに・・だんだん一番に私を好きでいてほしくなって苦しくなっていってっ」

「・・・・」

「陽子さんを好きな先生を好きでいれないと思ったの」

私は言い終わった後息が切れた。

「・・・そ・・・か」

でも先生はそんな私とは対照的に物静かだった。

「でも・・何やってもやっぱり・・先生が好き・・」








翌日・・・何もないように登校した。

昨日は先生と一緒にすごして・・・。
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