【実話】小さく見えて大きな恋



始まらない…

何故なのか少し疑問に思いながら1人で考えていた。
そうしたら意外にもすぐに答えが出た。

この学年の
少なくともうちが出身の小学校の子達は
思いやりや支え合い、といった心が人一倍強い子達ばかりだ。

だからもう仲良くしてるんだ。

うちの左斜め前の席に座っている男子が
多分このクラス内での
もう一方の小学校内男子の中ではチャラい感じかな?と思っていた。

左斜め前の席に座っている男子の名前は『速』って漢字、

何と読むのか
『はや?違うな…何て読むんだろ?』
なんて考え事をしていたら
担任になった教師が「そう」と呼んだ。

だから『そう』と読むんだ、と解決。

そんな読み方が迷ったそうの席のところには慶矢が

『速~』

と言いながら近付いていき、
複数の男子同士で2校が混ざり合いながら話しているのを見た。

なんて自然なんだろう。

もしかして前から知り合いだったのかな?と疑った。


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