冷淡な旦那様
怖いんだ・・・。
姫子に何があったのか、
今現実を聞くのが怖い。


「健!!!」


パーンと俺の頬を叩いたのは、
俺の親父だった。


「姫子さんがどんな状態で
あろうとも、
きちんと聞くのが、
お前の夫としての役割!!

そんなお前なら、
姫子さんと離婚してしまえ!!」


「親父!!!

誰が姫子と離婚するんだ!!
俺は姫子を愛している!!

誰よりも心の底から!!」


「そうなら、
お前もきちんと姫子さんの
現実を受け止めなさい。」



俺は両親と山内と一緒に、
医師の診察を聞いた。


結果は残酷だったのだ・・・。
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