Your Voice -同じ青空の下で-


チュッ。


「うん、熱だいぶ下がったね」


「%☆*&@#!?」


この人私のおでこにキ、キ、キスをしてきた///


顔を真っ赤にしてるのもつかの間、こいつは私の肩を引き寄せてきた///


「何赤くなちゃってんの?君、可愛いね」


そこで私はやっと分かった。こいつはヘンタイだということを。


とっさに私は、


「何すんだ、このヘンターイ!!」


と、思いっきりまくらで殴っていた。


「いって~」


少しでも油断した私がバカだった。


床に転がっているヘンタイは、頭をさすりながら涙目になっていた。


「廉~、さすがにいきなりキスはあかんと思うで~」



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