sleepy princess and arouse prince

時間を灯す蝋燭


風のように治療、時間は刻んでいった。
白雪やアルルシスはちゃんと歩けるまで回復をし、今日でこの病院とはお別れ。
何としてでも王妃を止めるために。

「‥ではサインを。」

「結構いい値段だわ~、よいしょ、と!」

出る前に医療代を確認。
代表でエルビスが払うとかなんやら。
流石は王子、大金を抱えている。
城に言えば大丈夫だから、と病院相手に告げてから出て行った。

久々に制服着た感じ。
みんなも同じだろう。
すると、カイトが俺と白雪を呼んだ。

「リュウと白雪姫、その服では闘いにくいでしょう?」

確かに。
俺は速攻で頷いた。
けど、白雪も戦うのか?
彼女に目を向けると、囚人服に近い古びた白いワンピースだった。

急いで彼女の腕を掴み、近くにあった服屋へ飛び込んだ。
無論、残りの三人は呆れながらついて来る。

「なんかゲームの服装みたい…」

「こういうのが騎士に向いてるんだよ。」

服屋の中はとっても凄かった。
まるでゲームの服装みたいのがいっぱい置いてあって、面白い。
しかし、普通にTシャツみたいのもあり、楽しめた。

結局、選んだのは俺じゃなく他人だった。

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