いやん駄目
山高と編集者


編集者「先生これは、駄目ですよ。
このコップの部分ですよ。」




山高「なぜだい?美津子は黒いコップに口をつけ舐めた。ここの何が悪いんだ?」



編集者「黒いコップを舐めたでは、連想する読書がいるでしょ?

ライトノベルなんですからこういう描写は、いけませんね。」



山高「分かったよ。では、赤黒いコップをナメナメしたでどうかな?」



編集者「それならいいですね。

だけど、ここのラジオの部分も駄目ですよ。」



山高「ラジオのアンテナを立てたかい?
立てたがマズイんだな。

では、ラジオのアンテナをピーンとおっ立てた。

でどうかな?」



編集者「それなら大丈夫ですよ。

だけど、ここも駄目ですよ。

この窓を開いて新鮮な空気を入れたって所も駄目ですよ。」


山高「なるほど開くが連想するんだね。
では、窓を閉めたまま俺は、悶々としたでどうかな?」



編集者「それならばいいですね。

先生しかし、多すぎますね。

ここも駄目ですよ。
車のハンドルを握ったって所ですよ。」


山高「なるほど握っては、駄目なんだな。では車のハンドルを握りたいが手を添えたでどうかな?

しかし、そうなるとお寿司を握ったも駄目かい?」



編集者「駄目に決まってますよ。お寿司は、皿に乗って回って来ますからね。」



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