家族ノ絆ヲモウ一度

定員ぎりぎりの団体様


「久しぶりじゃねぇか!月見!」
「久しぶり、朱桜!結構たくさん連れてきたね・・・。」
「あぁ。話したら協力してくれるって、こいつらも。」


月見の友達、朱桜。化け猫の女の子。
二又である月見とは、昔からあの世でも、この世でも大暴れしてきた仲間である。

朱桜には、たくさんの部下とも言える仲間がいる。
今回は、その部下のみんなも協力してくれるとの事みたいだ・・・。


「で、おっさんは?」

「おっさんはここにいますけど。」


そういって、月見の後ろからコーヒーを入れたカップを持って朱桜たちの前に現れた。


「じゃ、邪魔すんね~。」




団体様のお越しです。



定員オーバーぎりぎりの・・・。


< 150 / 675 >

この作品をシェア

pagetop