家族ノ絆ヲモウ一度

「俺から提案なんだけど・・・」

とさっと手を上げたのは、禮漸だった。

「青色の朝顔ってどう?俺のイメージでは、つたも使うんだけど、耳から前の部分の髪を纏めずに残して、飾りをつける側の残した髪につるを巻きつけるとかどう?」

するとその意見に、緑涼は・・・

「なんか大人っぽい感じだな。」

といった。

「白のレースのリボンも一緒にクルクルするのはどう?すると少しかわいい感じになると思うんだけど・・・。」

蓮流のその意見に、緑涼は微笑みながら椿の耳元に朝顔の飾りと白のレースリボンをつける。

「うん。おらもこれに賛成だけど、椿はどう?」
「私もこれいいと思います。浴衣と色もあっているし、見た目も涼しい感じでいいですね。」

「よし、これで青のほうも決定!」

緑涼のその言葉を聞いて、空我はそれぞれの飾りを袋に入れ、椿の名前を書くと・・・

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