家族ノ絆ヲモウ一度
「これは何だべや?」

「これは、去年のお帰りの際に正嗣様からお預かりしたものです。皆様にとのことでした。」


文乃がその封筒を緑涼に渡す。緑涼はその封筒を持つと中身が何か判ったらしく、すかさず全員を集める。



「では、ごゆっくりお寛ぎくださいませ。」



そういうと、文乃と仲居達は部屋を出て行った・・・。


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