家族ノ絆ヲモウ一度

特製のおかゆ

(5・10 AM 10:06)

「おはよ!椿ちゃん。」
禮漸さんが笑顔で迎えてくれた。

「今日は俺特製のおかゆだよん♪たっぷり野菜入りで。」
蓮流が笑顔で土鍋を私の前にそっと置いてくれた。

ふたを開けると、白いおかゆの上に刻んだ白菜とセロリの茎ときのこが乗っている。

「ありがとうございます。」
私はゆっくりそのおかゆを口に運ぶ。



ほんのりかつおだしの味がしておいしい。


すごくおいしい。




なんか・・・やさしい味。



< 40 / 675 >

この作品をシェア

pagetop