家族ノ絆ヲモウ一度
火燐は、目をきらきらさせると、禮漸にくっつく。

「その前に、椿に謝りなさい。」

そういって椿のほうに顔を向けさせる。火燐は怯える椿に“ごめんなさい・・・。”といって椿に頭を下げる。

「椿もかぼちゃ出しに行こう。」

禮漸は、そう微笑みながら椿にそうつぶやく。

「その前に、凛香に連絡だべな(笑)」

緑涼は禮漸にそういうと、下に降りて行った。

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