家族ノ絆ヲモウ一度

「・・・いやっ(恐)」
「禮漸、やりすぎだべや(怒)」
「ごめん。ついしてみたくなってな(笑)」


彼らがリビングに向っている時、椿は後ろからぎゅっと抱きしめられた。

「椿ちゃんみっけ!耳ついてる!かわいいべ!」

「あ・・・ありがとう・・・」

「火燐そこまで!椿が苦しそうだぞ。」


後ろからその光景を見ていた悪魔姿の風燕が火燐に注意。火燐はぱっと椿から手を離す。


「・・・ごめん(泣)」

「だ・・・だい・・・じょう・・・ぶ(苦)」

椿は壁にもたれながら火燐にそういった。


「火燐さん・・・ふわふわ度合い増してる(笑)」
「狼男だべ!」

「増毛だな、増毛(笑)」

風燕は火燐を見てそういうと・・・


「増毛じゃないべ!変身だべや(怒)」


と言い返していた。

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