Cotton Candy【ベリカ限定】
「俺もそうなんだけど……人生って、結構つまんねぇじゃん?」


意外だった。


ルックスも頭も良くて、必要な物は何でも持っていそうな雅。


そんな彼が、あたしと同じような事を思っていたなんて、考えた事も無かった。


さっきまでとは違って真面目な表情をした雅の話を、聞いてもいいと思えて…


あたしはまた、彼の隣に腰を下ろした。


静かな階段には、雨の降る音がやけに響く。


あたしは雨音を聞きながら、雅の言葉を待った。


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