Cotton Candy【ベリカ限定】
屋上のドアを開けると、いつも通りの開放的な景色が目の前に広がっていた。


一瞬、雅がいるかもしれないって思ったけど…


彼の姿は、どこにも無かった。


別に、期待なんてしていない。


だけど、一瞬でも雅の事を考えてしまった自分に、少しだけ苛立ちを覚えた。


無意識のうちに雅の事を思い出してしまうのは、彼の事が苦手だから…。


そう思っているけど…


屋上から校庭を見下ろしながら、何故か雅の事が頭から離れなかった。


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