ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「のぞみお嬢様。
お待ちしておりました。
心優お嬢様も、ようこそおいでくださいました。
どうぞ、こちらへ。
ご案内させていただきます」
あたし達の少し前を歩くお手伝いさん。
その足は、一向に止まる気配を見せない。
あたしも……数々のお友達のおウチに遊びに行ったけど、その中でも一番広いかも……。
だって、歩いても歩いても着かないんだもん!!
そう思っていると、やっと……。