ヤンキー王子とラブレッスン①【完】
「レースのドレスなんて、かわいいじゃん」
「華奢なキミにぴったりだ」
この前の北星での合同授業のときみたいに、周りを男の人で固められ、身動きひとつとれなくなった。
かと言って……。
こんなに大勢の人を前にして、“どいてください”なんて言う勇気もでない。
だから、心の中で、ひたすら……。
のんちゃん、のんちゃん、のんちゃん!!
のんちゃんの名前を呼んでいると……。
「華奢なキミにぴったりだ」
この前の北星での合同授業のときみたいに、周りを男の人で固められ、身動きひとつとれなくなった。
かと言って……。
こんなに大勢の人を前にして、“どいてください”なんて言う勇気もでない。
だから、心の中で、ひたすら……。
のんちゃん、のんちゃん、のんちゃん!!
のんちゃんの名前を呼んでいると……。