天然王子とツッコミ姫☆



なら…帰らなきゃいけないよね。


私は、そうやって無理矢理自分を納得させると、


こぼれ落ちる涙を拭ってかばんを持ち直した。


そして顔を伏せ、……その場から全力で走り出す。



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