天然王子とツッコミ姫☆



『ほら、行こうよっ』


俺は、尻込みする彼女を横抱きにして家へと進んだ。


耳まで真っ赤にして照れる美姫は本当に可愛くて…


俺は頬がニヤつくのを抑えつつ、家の中へと足を進める。


メイドさん達や父さん、母さんを見てはオーバーなリアクションをする美姫が、


――愛くるしくて仕方なかった。



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