天然王子とツッコミ姫☆


「……まぁ、弁当箱だって使われないよりマシでしょ」


一人ごちながら、私は西山の顔を思い浮かべて―――…

「〜〜〜っ」


ボンッ!!


昨日の夜の事を思い出して、思わず赤面してしまう。

……ちっ、違う!!

私が昨日キスした…のは、なんか断っちゃいけないって思ったからであって!!

自分から望んだ訳ではけして無くって!!


「……………あぅ///」


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