好きの気持ち



涼香「えー、せっかくのチャンスなのに…。あ、もう行っちゃうよ?」




涼香は食堂を出ていこうとする芸能人とやらを目で追っていた。




美穂「知らないわよそんなの。私、この後用事あるから、」


そう言いながら食べ終わったお皿が乗ったトレーを持ちながら、涼香を置いてくように立ち上がってスタスタと歩いていく。



涼香「ちょっとぉー!!待ってよー!」




とか言ってちょこちょこと追いかけてくる涼香は女の私でもほんとに可愛いと思う。




それから私達はギャーギャー騒がしくしながら食堂を出ていった。




こうやって涼香と一緒にバカやってるときが、なんだかんだで一番楽しかったりする。







< 4 / 19 >

この作品をシェア

pagetop