監禁ゲーム~REBOOT~
柏木の一言に、マシェリエスは焦り始めた。

「な、何を根拠に!?」

「左手から血が流れた……これが全てのミスだ。実際に血が流れたところは……」

"腹部"

「たぶん、尾形刑事は暗闇の部屋だったこともあり、左手を撃ち抜いた時、血の流れる音がし、勝手に左手から流れたと勘違いしたのだ。しかし、実際に血が流れたところは腹部。たぶん、撃ち抜いた弾が掠めたのだろう。」

これはあくまでも柏木の推理。

だが、実際にマシェリエスの腹部には、傷跡がうっすらと。

「これは……前に事故で。それに義腕は、ここ何年間は壊れていない。」

「傷跡を調べれば、いつの怪我か分かる。壊れた義腕は捨て、スペアの義腕を使えば済む。」

柏木の推理に、尾形は圧巻した。

"完璧に近い推理"

これにはマシェリエスも驚いた。

終わった……

これ以上、無駄な足掻きは止めよう……

そう思ったマシェリエスは……

「フッフッフッ……クックックッ……私が犯人だよ。全ての真相は、私しか知らない。全てを知りたければ、今から言う場所に行きなさい。」

全ての真相が隠されている場所を話した。

水間はすぐにメモをした。

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