海と桜の奏 ~Pure・Harmony~
『さてさて、お疲れ様でしたーー!』


とうとう私達の1つ前の人の発表が終わり、卓磨君が立ち上がった。


「行ってくる」


私も急いで立ち上がり、卓磨君の後に続く。


「海、桜土君、ガンバ!」


「ファイトです~~」


「ちゃんと見といてやるからな」


「精一杯やり切れよ、2人共」


「ありがとう4人共!行ってきます!」


アイ・小梅・冬柴君・茶竹君の励ましに笑顔を返し、ステージ裏にスタンバイ。


心臓の鼓動が大変な事になってるけど………


「海、頑張ろうな」


この人がいるのなら


私はずっと、頑張れる。
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